借入金比率とは?
Posted By satoshi on 5月 24, 2013
借入金比率とは、負債比率ともよばれ財務分析のひとつです。自己資本に対する負債の比率のことをいい、負債レバレッジとよばれる場合もあります。ちなみに自己資本に対する総資本の比率のことは、財務レバレッジといいます。
なぜ負債レバレッジという表現をするのかといえば、資産収益率がプラスとなれば負債をレバレッジ(梯子)にして自己資本利益率を改善できることからと言われています。つまり、負債で稼いだ利益が負債コストを上回れば、自己資本利益率が改善されるということになります。
節税対策としてもとられている方法ではありますが、借入金比率が高まることによって企業が無自覚のうちに体質を弱めていくという危険性をはらんでいます。借り入れをする企業だけでなく、貸付をする金融機関にもリスクが及ぶことになります。
借入金比率は、企業の成長の段階によって影響を受けます。つまり、創業したばかりのときは金融機関との取り引きの履歴がなく、借入が大変困難になっています。ですから、企業が始まったときには借入金比率は当然ながら低いということになります。では、その後借入ができるようになれば、借入金比率、負債比率は上がる一方になってしまうのでしょうか。これは、一概に判断してしまうのではなく、企業の経営環境と負債コストやすぐに利用できる資金などを総合的に見て考えなければなりません。企業がおかれている環境が悪ければ、借入を増加させることはよくありません。